第2回目の「2019年北関東インバウンドアワード」が埼玉県さいたま市開催されました。
各部門の「北関東グランプリ」の他、「金賞」「銀賞」を発表しております。
当アワードは、宿泊施設、観光アトラクション施設、観光地の英語WEBサイトや観光動画を海外の旅行ブロガー・旅行専門家が、3つの審査基準に従って厳正に審査。
気になる結果については、こちらからご覧ください。
「インバウンド観光業界」まとめニュース (2017年6月号)
上のタイトル画像は、餃子で有名な栃木県宇都宮市の餃子の像です。最近は、日光からの帰り道に餃子を食べに寄る外国人観光客も見かけるようになりました。
さて、日本国内は5月にゴールデンウィークがありますが、海外では5月にまとまった休みがない国が多いので、他の月と比べると日本に来る観光客数は少し落ち着きを見せる時期でもあります。
しかし、それでもインバウンド(訪日外国人者数)は調子が良く伸びているようです。
日本政府観光局(JNTO)によると、
5月の訪日外国人者数は、前年同月比21.2%増の229万5千人と昨年同月の数値と比べ40万人以上の増加をみせ、過去最速で年間訪日外客数が、1000万人を超えました。
そこで、2017年5月の訪日外客数の速報(推定値)の他、カテゴリー別の「インバウンド観光業界」のニュースや、栃木・群馬・茨城・埼玉(北関東)のインバウンド関連トピックを下にまとめました。
2017年5月の訪日外客数
2017年5月の訪日外客数 (推定値)
229万 5 千人
前年同月比 +21.2%
過去12ヶ月の訪日外客数 (推定値)
2,572万 2 千人
前年同月比 +17.8%
訪日旅行者数の推移 (万人)
5月は香港の端午節や東南アジアの学校休暇が重なり、該当地域からの訪日外客数は前年度同月比17~35%の高い伸びをみせました。その他の国々も観光プロモーションの強化が成果をみせはじめ、特に韓国からの訪日客は前年同月比85%増という非常に高い伸びだった。昨年5月は熊本地震の影響もあり、その反動として今年5月の伸びが高かったという一因もあるだろう。
多くの国からのインバウンド数は大きな伸びをみせたが、伸びが一桁にとどまった国々も目立ったため、市場傾向を重視した観光プロモーションが課題となっている。
『宿泊業界 x インバウンド』 ニュース
『飲食業界 x インバウンド』ニュース
『交通業界 x インバウンド』ニュース
『デジタル x インバウンド』ニュース
『言語対応 x インバウンド』ニュース
『その他 x インバウンド』ニュース
『北関東 x インバウンド』ニュース
まとめ
世界的に休暇の少なめな5月は、訪日外客数が今年度早くも1000万人を突破したものの、国別の伸びにばらつきがあり各国の傾向を踏まえた観光プロモーションの重要さが垣間見えました。
栃木・群馬・茨城・埼玉の北関東の各県は、全国的に見て外国人宿泊客が少ないという共通した悩みを持っておりますが、新年度の始まりとともに様々なインバウンド対策も始まっているようです。今年度の外国人観光客の数とともに、受け入れ態勢の質の向上にも期待が高まりますね。
インバウンド観光に関するお悩みなどございましたら、いつでも弊社ジャパン・ワールド・リンクまで、お気軽にご相談ください。
ブログ作成者:岸田夏美
北関東へのインバウンド増加を心から望む群馬県民。世界中にNearby Tokyoエリアをプロモーションしたい!とJapan World Linkへ。現在英国・ロンドンで学業の傍らブログやTwitter(@Nearby_Tokyo)を更新し、北関東をアピール中。
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