インバウンドブログをリニューアル。題して「北関東のインバウンドを10倍にしよう!」!毎週月曜夕方更新でお届けいたします。今回はなぜこのコロナ禍においてインバウンドブログを再開することにしたのか、社長の宮地アンガスとスタッフ山内が対談しました。

外国人目線がわかるインバウンドニュース2016.10月号
9月の訪日外国人旅行者数は、対前年比19%増の191万8千人と、9月として最高の数字を記録しました。
そして、訪日外国人旅行客も、これまでのゴールデンルートから離れた「地方」に目を向け始めています。
そこで今月の外国人目線× インバウンドニュース は、
地方に焦点をあててみました。
なお、地方のインバウンドとまちづくりに関しては、先日のブログ【「 インバウンド公共戦略塾 」で学んだ5つのポイント】でも紹介しています。ぜひご一読下さい。
1. 海外の媒体に積極的に売り込む
インバウンドの情報はやはり、外国人目線の媒体に取り上げてもらうことが一番効果があります。
-10月1日:和倉の貸自転車、米専門誌で特集 23日から取材受け入れ(北国新聞)
記事リンク→http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20161001401.htm
こちらのYahooのニュースの方により詳しくのっています。
記事リンク→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00412104-hokkoku-l17

担当者がアメリカで直接、サイクリング雑誌社にアピールしたそうです。
この例のように、海外でのアピールの場は展示会や旅行代理店だけにとどまらず、広い視野でターゲットを探したいですね。
2. 政府も地方に注目
実際の外国人旅行者の生の声をキャッチすることは大切です。
– 10月7日:来道外国人客のレンタカー利用で社会実験 特典付きクーポン配布(苫小牧民報社)
記事リンク→http://www.tomamin.co.jp/20161043321
こちらが実験概要です。
http://www.hkd.mlit.go.jp/kanribu/chosei/pdf/kankoupass.pdf
単に、外国人旅行客数を増加させるということではなく、旅行者の集中する時期や場所の分散化、という一歩先を行くインバウンド対策です。

3. 先陣に学ぶ
外国人誘致で成功しているところには、理由があります。
-10月11日:【Visit Fukushima先進地に学ぶ 飛騨高山編(中)】好みや行動『徹底分析』(福島民友)
記事リンク→http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161011-118338.php
大切なことは2つ。データを元にした長期的戦略、そして外国人目線。
インバウンド対策で壁にぶつかったときは、もう一度この基本に立ち返ってみましょう。

4.日本の地方の認知度は驚きの低さ
びっくり!の調査結果です。
-10月16日:鎌倉・奈良の外国人認知度1割未満 米社調査(日本経済新聞)
記事リンク→ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H9J
日本の地方の観光地はまだまだ世界での認知度は低いという残念な調査結果ですが、逆をいえば、まだまだ伸びしろがあるということ。
海外に向けての丁寧な魅力の訴求がまだまだ必要ですね。

5.取り入れたい外国人有識者の声
外国人の目線と在住者の目線の二つの見方から生まれる意見は参考になりますね。
-10月13日:阿蘇くじゅう「見せて」復興 訪日客増へ国立公園再整備 有識者会議キャンベルさん提言(西日本新聞)
記事リンク→ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/281504
このように、長期展望にたった、大きなプロジェクトでは、進むべき方向を間違えないようにぜひ、外国人目線を取り入れたいものです。

実際私の知る日本を訪れたことのある外国人たちの多くは、口をそろえて「東京や、京都も良かったけれど、田舎が一番感動した」と言っています。
私たちにとっては何気ない風景も彼らにとってはきらめく宝石のようなもの。
日本の原風景があるといわれる地方。外国人には「日本人以上に」その魅力が新鮮に映るはずです。
そんな私たち日本人が気づかない地方の魅力を外国人目線で探したいときは、ぜひ弊社ジャパン・ワールド・リンクまで、お気軽にご相談ください。