インバウンドブログをリニューアル。題して「北関東のインバウンドを10倍にしよう!」!毎週月曜夕方更新でお届けいたします。今回はなぜこのコロナ禍においてインバウンドブログを再開することにしたのか、社長の宮地アンガスとスタッフ山内が対談しました。

外国人目線がわかるインバウンドニュース2016.7月号
7月20日政府より発表された2016年6月の訪日外国人数は、198万6千人で、昨年の同月160万2千人を大幅に上回りました。
さて、夏休みシーズンを迎え、日本を訪れる外国人も増加する季節です。
外国人の皆さんは日本のどこに行って、何をしたい、何を食べたい、何を買いたいと思っているのでしょう。
そんな訪日観光客のニーズを理解するために必要なのが「外国人目線」です。
そこで今月も、
外国人目線がキーワードの最新 インバウンドニュース を紹介します。
対インバウンドマーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。
1. 外国人ブロガー、体験ツアーに参加
自然を愛する心は同じでも、その自然をみつめる目線は外国人と日本人では違います。
日本の魅力を海外に伝える効果的な方法の一つは外国人の、外国人による、外国人のためのソーシャルメディアでの発信です。
-7月4日:車山・霧ケ峰、外国人ブロガーら散策(中日新聞)
記事リンク→http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160703/CK2016070302000006.html
体験ツアーに参加の外国人ブロガーは6人と、少ないと感じられるかもしれません。
しかしたった6人の外国人ブロガーから始まる発信でも、それがクモの糸のように無限に広がっていくのがソーシャルメディアの魅力です。
愛媛からは、対オーストラリア・米国向けの観光情報の発信の話題です。
-7月5日:愛媛の観光地、海外に発信 外国人記者招きツアー(愛媛新聞)
記事リンク→http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160705/news20160705464.html
このように思い切って対象市場を絞る方法もありですね。
2. 地元の留学生から外国人目線を学ぶ
外国人目線といっても、誰に話を聞いたらいいのか分からないということも多いと思います。
佐渡市は、身近な地元の外国人留学生に協力を仰いでいます。
– 7月8日:第四銀 佐渡市で留学生のモニターツアー 国際大学と連携(日本経済新聞)
リンク→http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04576570X00C16A7L21000/
-7月14日:外国人の視点、佐渡観光に生かせ 国際大留学生がモニターツアー(新潟日報)
リンク→http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20160714267235.html
【外国人留学生が地元の親善大使になれる4つの理由】
- 外国人目線を持っている
- 現在の日本で暮らす地域について分かっている
- 日本が大好き
- ソーシャルメディアで母国に情報を常に発信している

3. 政府も後押し外国人目線
政府も外国人目線を使って、インバウンドを後押しする計画をたてています。
7月18日:外国人OB通じ文化財発信 青年招致事業の6万人 誘客拡大図る(SankeiBiz)
日本の小・中・高校などで英語指導助手などに従事したJETプログラム(語学指導等を行う外国語青年招致業)の参加経験者は、日本滞在期間も長く、日本の文化に造詣の深い人たちが多いのが特徴です。
リンク→http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160718/mca1607180500002-n1.htm
JETプログラムは地方自治体が総務省、外務省、文部科学省などの協力の元、行っている事業です。
このように従来から行っている海外と関係のある事業を、インバウンドへ利用するのはなかなかいいアイデアだと思います。
これを機会にこれまで手薄感のあった地方の文化財の魅力の海外への発信が、盛り上がるといいですね。
せっかく外国人目線で情報ソースを作っても、その発信方法が適切でないと効果的に広めることができません。
外国人への情報発信の1つのキーポイントはソーシャルメディア。
そのため外国人目線がテーマのニュースでは、よくソーシャルメディアとのリンクが取り上げられています。
ソーシャルメディアを使った訪日観光客向け情報の発信のご相談はぜひ弊社まで。