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北関東と世界の距離を縮めたい!

弊社のストーリー

Start with WHY

すべては一冊の本から始まった。

ご存じの方も多いが、TEDという10分程度のプレゼンをコンテンツにした情報サイトがある。無名な方から著名人まで様々な人が自分の考えを披露する人気サイトだ。2013年頃、私(弊社代表:宮地アンガス)は、サイモン・シニック氏の「Ted Talk」の動画(リンクはこちら)を観た後、彼が書いた「Start with WHY」という一冊の本を読みたいと思い、本屋で購入した。

Start with WHY

この頃の私は、印刷とデザインのサービスを提供する「Access Idesas印刷サービス(Webサイト)」という仕事を英国ロンドンで行なっていた。仕事はとても楽しく、有名な日本の大手企業や日本政府観光局 (JNTO)、日本貿易振興機構 (JETRO)、在英国日本大使館といった公益機関、小さな企業や個人など幅広いお客様の広報・宣伝活動を手伝っていた。喜ばれている仕事をしているという実感はあったが、自分の中で何かが足りない気もしていた。

そんな時、「Start with WHY(日本語版はこちら)」という本と出会ったのだ。

「Start with WHY」は、TEDで紹介していたようにアップル製品がなぜ売れるのか?ライト兄弟が飛行機の発明になぜ成功したのか?といった事例を紹介しながら、仕事や人生に対して「ミッション (WHY)」 が必要だと訴える内容の本だった。

架け橋には絶対ならない!

架け橋には絶対ならない!

「Start with WHY」を読み進めると、あることを思い出した。

私は日本人と英国人のハーフとして生まれたことで、「大人になったら、君は日本と世界の架け橋になるね!」と幼い時から人によく言われていた。しかし、そうした大人たちの期待とは裏腹に、私はそう言われる度に、「絶対そうなるものか!」と心の中で反発していたことを思い出したのだ。

「Start with WHY」を読み進めながら、自分がこのような拒否反応を示していた理由を考えてみた。

いろいろと時間をかけて考えるとその理由がわかった。架け橋というものは、向こう岸にかかっている時は向こう側に渡れるが、もし無くなってしまうと、架け橋がかかる以前の様に誰も向こうに渡れなくなってしまう。自分が海外との「架け橋」だと、自分がいる時は良くても自分がいなくなってしまうと前の状態に戻ってしまい、向こう岸(海外)に誰も渡れなくなってしまうのだ。

それでは意味がないのではないか!? 人任せ(架け橋任せ)にせずに、日本人が自力で向こう岸(海外)に渡れるようにならないと、海外とはいつまでも架け橋が必要になる距離(遠い存在)でいることになる。。。それではまずい! 

心の奥の方でそう感じていたのが理由だとわかった。

北関東エリアと世界の距離を縮めたい!

私が当時住んでいたロンドンは、様々な国の人たちが集まる国際都市だった。そこに集まった世界中の人が、いろいろなアイディアや情報を交換をしながら、会社を作ったり先進的なサービスをどんどん生みだしていた。ロンドンに住む人にとって「海外」は、日本で言う「隣の県」くらいの感覚で、そこに住んでいると「世界の各国同士の距離がどんどん縮まっていくような感覚」をおぼえた。

私がよく足を運んでいたロンドンの起業家イベントや交流会でも世界中の人がよく集っていた。英国や欧州出身者以外にも、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、香港、台湾、中国などのアジア出身者を多く見かけたが、残念なことにそのような交流会で日本人の姿をみることはめったになかった。

海外では、架け橋を使わなくても世界の人々がお互いにビジネスをしたり交流できるくらいに国同士の距離が縮まっている。なのに、日本と世界は未だに架け橋が必要な距離に離れている。今後もアジアの若者たちが、自らチャンスを求めて積極的に世界に出ていくため、日本が今のまま世界から離れていると、日本のプレゼンスはだんだん弱くなり、そのうち他国から相手にされなくなってしまう。。。私はロンドンに住みながら、このような危機感を感じていた。

特に私が育った「北関東エリア(埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)」は危ない。江戸時代から東京に強く依存しており、地域ブランドが他のエリアより弱く、アピールが下手な地域だ。世界との距離を感じる場所である。今後少子高齢化が進み、国内需要が減少するので、当エリアの地域経済を維持するためには、各企業や観光地が海外との取引をもっと増やす必要が出てくる。その時、「架け橋に頼る」のは非効率である。架け橋に頼らなくても「頑張ってジャンプしたら自分で渡れるくらい」にまで世界との距離を縮めるやり方のほうが良い。誰でも簡単に渡れる(誰でも簡単に海外と商売ができる)ように、今から北関東エリアと海外の距離を縮めることが重要なのだ。

「Start with WHY」を読み終える頃には北関東エリアと世界の距離を縮めること」が自分のミッション(WHY)ではないかと思うようになった

ジャパン・ワールド・リンクのロゴ

Access IdeasからJapan World Linkへ

北関東エリアと世界の距離を縮める」とは、架け橋として単に商品やサービスを右から左に販売することではない。海外の旅行者やバイヤーが北関東エリアに関心を持ってもらえるように地域の魅力を伝えながら、北関東エリアの皆様が海外と直接繋がれるようにサポートすることである。

そのためには、①PR・広報支援(北関東エリアの観光地や企業のブランディングやアピール力を高めること)と、②マーケティング支援(海外とのマッチングや販路拡大・販路開拓支援を行うこと)の両方が重要である。

加えて、企業や自治体が持っている独自のニーズや現場感を理解しながら、「なぜ北関東エリアのか?」のページで紹介している北関東エリアの独自の課題を踏まえたサービスを提供することが重要だ。

そこで、思い切ってロンドンで経営していた「Access Ideas」を知人に譲り、2017年5月「北関東エリアと世界の距離を縮める」ことを目標にした、当社ジャパン・ワールド・リンク株式会社がスタートした。

それまで10年にわたり英国に進出した日系企業の宣伝活動などを手伝ってきたが、その経験が役に立つ時が来た。そう思うとワクワクした。

*ジャパン・ワールド・リンクという名前は、日本(北関東エリア)を世界とつなげる(リンクする)という意味を込めた。

皆様の身近な存在として
北関東エリアを世界へ!

ジャパン・ワールド・リンクを設立して5年が経った。コロナもあり大変な時期も経験したが、インバウンドや海外販促の身近な存在として自治体、企業、地域の協議会や団体など幅広いお客様とお仕事をする機会が増えている。その主な理由はこの3つだ。

 

① 気軽な相談

「こんなことできない?」

嬉しいことにこのように気軽に声をおかけくださるお客様が増えている。

インバウンドや海外販売が初めての方から、インバウンドや海外向けの事業に本格的に力を入れたい事業者の方まで、さまざまな状況の皆様でも気軽に相談していただけるように心がけている。

 

② 幅広い「ワンストップ」サービス

インバウンドや海外販促事業は多くの専門知識を要する。

普通なら、翻訳業者、ウェブデザイン業者、DTP業者、モデル手配、カメラマン手配、SNSやデジタルマーケティング、専門家など複数の事業者を別々に手配する必要がある。発注担当者も手間がかかるうえ、それぞれ別会社が作業を分担するために、制作物や納品物を再利用したり上手に活用しきれないなどの問題が起きたりする。

しかし当社は、英語圏であれば大体のことを社内や連携パートナーと一緒に完結できるので、インバウンドや海外販促の「ワンストップサービス」をお客様に提供できる。これで、依頼者の「ストレスが軽減」されるだけでなく、制作物の二次活用等も容易になり、最大限のプロモーション効果が生み出せるのだ。

 

③ 自社メディアや外国人ネットワーク

三つ目として、弊社は、NearbyTokyo.comという自社メディアを運用して地域の魅力を発信したり、東京や北関東エリアの外国人ネットワークを活用した、「外国人目線」のサービスを提供していることが挙げられる。

自社メディアを運用することで、北関東エリアのブランディングやアピール力が向上されるだけでなく、「海外のファン」が増えるので、北関東エリアの皆様の事業を紹介したり、皆様の事業が世界と繋がりやすくなる。

また、外国人ネットワークの活用により、オーセンティックな発信が可能になり、海外に受け入れてもらいやすくなるのだ。

 

ーーー

 

Afterコロナのトレンドとしては「あまり多くの人が行ったことのない場所への旅行」「ストーリー性のある商品」があげられる。このことは、北関東エリアにとってチャンスである。

北関東エリアと世界の距離を縮めていければ、もっと明るい北関東エリアの未来が見えてくるはずだ!

弊社について

弊社、ジャパン・ワールド・リンク株式会社は、「北関東と世界をつなげる」をテーマに北関東エリア(埼玉県を含む茨城県、栃木県、群馬県の北関東4県)のインバウンド誘客と海外販路拡大の支援を行っております。

インバウンド誘客支援では、地域のインバウンド観光磨き上げ事業や、北関東エリア在住の外国人や弊社訪日サイト「Nearby Tokyo (ニアバイトーキョー)」を使用した観光情報発信の他、観光特設サイト、動画、パンフレット等の制作など幅広く行っております。

海外販路開拓支援では、海外の新規商談やPRに必要な動画の制作や既存のお客のリピートを増やすためのメルマガ発行などを行っております。

Contact

ご意見・ご質問など、お問い合わせは、お気軽に。

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