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訪日外国人観光客を惹きつけるためのハッシュタグ戦略

インスタグラムを使って訪日外国人観光客を惹きつけるための#ハッシュタグ戦術!

以前自社の商品や観光地を海外に売りこむためにインスタグラムが便利な11の理由でもご紹介しましたが、インバウンド観光に関わる自治体・旅行会社・宿泊施設・DMOなど、訪日外国人観光客を誘客したい皆さまにとって、インスタグラムは「非常に便利なPRツール」です。

また、海外の観光客が旅行先を選定する際にインスタグラムの「ハッシュタグ」を使って候補地を検討していることからも、外国人観光客向けにインスタグラムを活用していくべきなのです。

 

そこで今回は、地方自治体・観光産業の企業・観光協会・DMOの皆さまに、インスタグラムのハッシュタグを使って訪日外国人観光客を惹きつける戦術をご紹介します。

今回紹介している「ハッシュタグ」をインバウンド誘客として有効活用していただくために、それぞれの人気度をまとめた「特典」を、当記事の最後にご用意しています。

ハッシュタグとは?

SNSの投稿の際に用いられるハッシュタグ(#)は、投稿のなかで「強調したい言葉」の前に#マークをつけて、その言葉が「キーワード」であることをわかりやすく示しています。

インスタグラムの場合には、ハッシュタグをつけることで、その「キーワード」が同時にリンクにもなるため、クリックすることで、同じ「キーワード」を含む他人の投稿を集めることができます。

たとえばこちらの投稿の場合、写真の下のコメントの後に、#がついたハッシュタグ(キーワード)がいくつか入っています。

最初の#新宿御苑をクリックすると、#新宿御苑をハッシュタグにしている投稿が人気順と投稿順にページに並びます。

また、#新宿御苑というハッシュタグを検索することで、特定のハッシュタグの入った写真だけを閲覧することもできるので、新宿御苑の見どころを紹介している他人の投稿から「生の情報」を収集することができるのです。

ハッシュタグの二つの特徴:

・英語ハッシュタグ(キーワード)

英語の大文字と小文字とのあいだには区別がないので、#Japan あるいは #japan と記載しても変わりません。

・スペース

スペースはキーワードとして認識されないため、2つ以上の単語を含む場合には、#VisitJapan のようにつなげます(こちらも大文字と小文字との区別はありませんので、#visitjapan としても同じです)。

訪日外国人観光客を惹きつけるための#ハッシュタグ戦術

上の新宿御苑の例でも述べましたが、ハッシュタグを使った検索は、旅行の下調べによく使われています。
そのため日本を訪れたいと思っている訪日外国人旅行客に、自分たちのコンテンツを上手く見つけてもらえるように、「インバウンド誘客に適したハッシュタグ」を使うことが非常に重要です。

地方自治体・観光産業の企業・観光協会・DMOの皆さまのインスタグラムの投稿に「インバウンド誘客に効果のあるハッシュタグ」が利用できるよう「役に立つハッシュタグ」を5つのタイプに分類しました。

1 場所を表すハッシュタグ

「どこ」の風景かが分かるように、場所や地域をローマ字または英語で入力します。

たとえば、上の鬼怒川温泉で撮った写真であれば、つぎのような言葉をハッシュタグにすると良いでしょう。

#KinugawaOnsen #Kinugawa などのほか、#Nikko #Tochigi #Japan

2 写真を表すハッシュタグ

続いて「表しているカテゴリー」を考えましょう。

上の鬼怒川温泉の写真であれば、つぎのようなハッシュタグが向いています。

#JapaneseNature #JapaneseMountains

また、ほかにも日本を表現するアイテムが写っていたら、下のようなハッシュタグを使うことも有効です。

たとえば、#Sakura #CherryBlossom #Ryokan #Kimono #Sushi #Tempura #Ramen#Hotsprings #Thermalsprings #Onsen #JapaneseTradition #Sumo #Ninja #Samurai #JapaneseTemple #JapaneseShrine #Sake #Tatami #Shinkansen #BulletTrain #JapaneseCountryside #Anime #SnowMonkey #Hanabi #Fireworksなどが良い例です。

3 訪日客が検索しそうな言葉

つぎは、これから日本を訪れようと思っている訪日外国人観光客に向けたハッシュタグです。

日本に旅行したいと思っている人なら、きっと下のようなハッシュタグを検索するはずなので、マッチしそうなものを2-3つ選ぶと良いでしょう。

#TravelJapan #JapanTrip #ExploreJapan #JapanAdventure #JapanHoliday

4 旅人や旅行ブロガーが好きなキーワード

旅行ブロガーが使用するインスタグラム特有のハッシュタグを使うと、彼ら「旅行のプロ」の目にもつきやすくなります。

このようなハッシュタグも2―3 つ使うと良いでしょう。

#Instatravel #Travelgram #TravelLife #Travelgram  #igtravel #wanderlust

5 写真のすごさや特徴を表すキーワード

最後に、なぜその写真がすごいのかを説明するハッシュタグを入れます。

すごい景色なら #AmazingView、日本の「かっこいい面」や「かわいい面」なら #CoolJapan#Cool #Cuteなど、美味しい日本食なら#JapaneseFood #Yummy #JapanEats、きれいな場所であれば #BeautifulDestinations、魅力的な場所であれば #WonderfulDestinations #Amazing などを入れるようにします。

上のような「ハッシュタグ」を有効活用するには、それぞれのハッシュタグの人気度を知ることも便利です。上手に活用出来るよう、人気度をエクセルにまとめた「特典」を、当記事の最後にご用意していますので、お忘れなくご利用ください。

ハッシュタグの使い方

ハッシュタグの実際の使い方としては、まず写真の下に一文程度の見出し文を入れ、その後にハッシュタグを入れていくと良いでしょう。

その際のハッシュタグの総数は多くても30個に収めるのが良いと言われています。
また、ハッシュタグ自体は、どれを最初に持ってきても関係がないので、上の分類を参考にしながら、それぞれ3〜7個程度のハッシュタグを選びましょう。

こちらの投稿例は、訪日外国人観光客に北関東の観光地を紹介するために弊社が運用している@Nearby_Tokyoというアカウントの投稿です。
「江戸時代にタイムスリップしたいと思いませんか?」というキャプションの下に本日紹介したようなハッシュタグを入れていますので、ぜひ参考なさってください。

まとめ

訪日外国人観光客を惹きつけるハッシュタグ戦術をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したハッシュタグの戦術を使えば、地方自治体・観光産業の企業・観光協会・DMOの皆さまが、日本に来ようと思っている外国人観光客に対して、もっと上手く地域の良いところをアピールできるようになるのではないかと思います。

今回は、さらに無料特典として、ハッシュタグの選択で迷われたときに利用しやすいよう、当記事で紹介したハッシュタグの人気度をエクセルにまとめました。

ぜひ下のボタンからダウンロードしてお使いください。

最後に、訪日外国人観光客向けにインスタグラムを使った発信をしてみたいけど、「時間がなくて困っている…」「コンサルをしてほしい…」など、訪日外国人観光客が興味を持ってくれるインスタグラムの運用に興味がございましたら、弊社ジャパン・ワールド・リンクまで、お気軽にご相談ください。

ジャパン・ワールド・リンクのブログ プロフィール画像 宮地アンガス

ブログ作成者:宮地アンガス

ジャパン・ワールド・リンク代表。栃木県の田舎町育ち。現在英国・ロンドンを拠点として「世界から北関東へ。北関東から世界へ。」をモットーに、日本・北関東のインバウンド及び海外進出を支援中。

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