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成約率アップ!海外出張に役立つ英語プレゼン術②『英語プレゼンの導入時(マイクを渡されたとき)に使えるフレーズ』

成約率アップ!海外出張に役立つ英語プレゼン術②『英語プレゼンの導入時(マイクを渡されたとき)に使えるフレーズ』

司会や仕切り役の人からマイクを渡されたら、いよいよプレゼンの開始です!

しかし、ここで多くの人が間違いを犯してしまいます。いきなり自己紹介をはじめてしまうのです。。。

プレゼンを聞いてる人は「この人は何を話してくれるんだろう」とワクワクしています。その期待に応えるためにもプレゼンの冒頭で発する言葉はとても重要なのです。

しかしそこで「My name is..」とすぐに自己紹介をはじめてしまうと、聞いている人はがっかりしたような気持ちになり、無意識に「つまらなさそうだな」と思ってしまいます。

そこで今回は英語プレゼンをする際、聞き手の緊張をほぐし、これからはじまるプレゼンへの期待値をあげる方法をご紹介します。

”Icebreaker”もしくは”Opening Lines”とも呼ばれる方法ですが、3つのシーン別に汎用性の高いフレーズを、ご紹介します!

【シーン1】司会者から経歴などの紹介を受けてからマイクを持つ場合

【司会を褒めるのに使えるフレーズ】

司会が今回のプレゼンテーションの経緯やあなたの経歴などを簡単に紹介してくれる場合、まず司会への感謝と、紹介内容を褒めることが大切です。

・Thank you so much [司会の名前]  for your warm introduction. I’m so honored to be here.
(◯◯さん、温かい紹介をありがとうございます。この場にいれて光栄です。)

・I would like to express my gratitude to  [司会の名前] for his/her great introduction.
(素晴らしいご紹介をしていただいた◯◯さんに厚くお礼申し上げます)

・I would like to thank [司会の名前] for inviting/asking/giving me the chance to speak here today.
(このようなお話の機会をいただいたことに感謝します。)

【エピソードを話すのに使えるフレーズ】

また司会と知り合いの場合は、2人だけが知っているエピソードなどを挟むのも、会場のリラックスを誘うことができてオススメです。エピソードを話す場合はテクニックとして、はじめに聴衆の頭に「?」が浮かぶような、もっと聞きたいと思わせる惹きとなるフレーズを使うことが大切です。

・I’ll never forget the time I spent with him in Tokyo.
(私は彼と東京で過ごして時間を生涯忘れることはないと思います。)

・Did I ever tell you about the time when we got lost in Tokyo?
(私たちが東京で迷子になったたときのことを話しましたっけ?)

・I remember the day when we went to Tokyo together for the first time.
 (はじめて彼と一緒に東京に行った日のことを今も覚えています。)

【シーン2】司会はいるが、経緯・経歴などの紹介をされない場合

司会はいるものの、会社名や名前のみでマイクを渡される場合、聴衆は発表者が「どこの誰か」は分かっていてもそれ以上の情報がなく、聴衆との距離感が存在します。

このタイプの英語プレゼンテーションの場合は、注意を惹きつけるようなアイスブレイクができれば、会場も温まり、発表者の緊張を緩和することもできます。

【アイスブレイクに使えるフレーズ】

まずはシーン1と同様、その場への感謝を述べましょう。その後アイスブレイクとして王道なのは、会場に手を挙げさせて聴衆の主体性をあげることです。例えば下記のようなフレーズです。

・How many of you have been to Tokyo?
(東京に行ったことがある人はいますか?)

・Did anyone watch the world cup yesterday?
(昨日ワールドカップを見た人はいますか?)

・Raise your hands if you want to to make a million dollars!
(お金持ちになりたい人は手を挙げて!)

また他にも「格言からはじめる」「相手と自分の違いを褒める」「小さな告白をする」といったテクニックも有効です。

・Albert Einstein once said,  “Information is not knowledge. “
(かのアインシュタインはいいました。「情報は知識ではない」と。)

・I gotta tell you, this country has the best [その国ならではの何か] ever!
(言わせてもらいますが、この国の◯◯は最高ですね!)

・Let me be honest with you, I got lost on my way to come here.
(正直に言いますが、会場に来るまでに道に迷いました)

【シーン3】 司会がいない(自分が司会も兼任)の場合

発表者である自分自身が司会も発表者も兼ねている場合はまずは「プレゼンテーションがはじまること」を聴衆に知らせる必要があります。

参加者が揃っていることを確認し、開始の合図となる第一声に使えるフレーズをご紹介します。

【開始時につかえるフレーズ】

・.Well, since everyone is here, I should get started.)
(皆様おそろいのようですので、さっそくはじめたいと思います。)

・Now that everyone is here, shall we begin?
(皆様おそろいですめ、はじめてもよろしいいでしょうか?)

・It looks like everyone is here today.
(皆様おそろいのようですね。)

 

上記のあとはシーン1と同様にその場への感謝を述べ、シーン2のアイスブレイクへと移行できるとスムーズでしょう。

まとめ

外国人に向けて英語でプレゼンテーションをする際に、司会や紹介の有無に応じ、英語プレゼンの導入に使えるフレーズをご紹介しました。

プレゼンの冒頭は発表者や発表の内容のイメージを決定づけるとても大事な瞬間です。上手に会場を掴むことができれば、場の緊張もとれプレゼンテーションがとてもやりやすくなるので、導入時のフレーズを考えておくことをオススメします。

また、「最後におまけ」ですが、ネイティブではない発表者が、外国人に向けて英語のプレゼンテーションを行う場合、最初の文章に発音しにくい単語を使わない方が良いでしょう。最初に何か気の利いたこと言おうとするあまり、難しい単語をつかってしまい、聴衆が聞き取れないことがあります。

最初から「今なんて言ったんだろう?」と聴衆に思われてしまうのは残念です。プレゼンテーションの冒頭では発音が難しいと感じる単語は簡単な単語に置き換えるなどの工夫をすると良いでしょう。

今回ご紹介したポイントが押さえられていれば、英語プレゼンテーションの掴みはOKです!

次回は「あなたが何者なのか」を知ってもらうために、自己紹介で使えるフレーズをご紹介します。

>>>第3回 [英語プレゼンの自己紹介に使えるフレーズ]へと進む (未公開)

>>>第1回 [英語プレゼン前にするべき7つのこと]もチェック!

ジャパン・ワールド・リンクのブログ プロフィール画像 宮地アンガス

ブログ作成者:宮地アンガス

ジャパン・ワールド・リンク株式会社 代表。栃木県の田舎町育ち。現在英国・ロンドンを拠点として「世界から北関東へ。北関東から世界へ。」をモットーに、日本・北関東のインバウンド及び海外進出を支援中。

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