免税|免税店
免税店とは訪日外国人旅行者等の非居住者の便宜を図るため、大型量販店や百貨店、観光地、空港などに設けられた、特定の一部物品を販売する場合に諸費税を免除して販売できる店舗を指します。免税販売は店舗ごとに納税地を所轄する税務署長の許可が必要です。
また、免税店には「Duty-Free Shop」と「Tax-Free Shop」の2種類が存在します。空港内や一部の繁華街でよく見かける「Duty-Free Shop」は、外国製品を日本に輸入する際に課せられる関税(たばこ税、酒税、関税など)を免除できる保税免税店のことをいいます。一方、百貨店や商店街、大型量販店などで見かける「Tax-Free Shop」は、国内で消費される税金を免除できる消費税免税店のことをいいます。
従来、消費税免税は一般物品10,000円以上の購入が必要でしたが、訪日外国人旅行者向け消費税免税制度の拡充により、2016年5月より5,000円以上と引き下げられ、お手軽な伝統工芸品などでも免税で購入しやすくなり、より訪日観光客が地方でも買い物がしやすくなりました。
法令改訂も追い風になり、日本には30,000店を超える免税店があります。毎年、訪日外国人旅行消費額が伸び続けていますので、今後ますますインバウンド誘致による経済効果が期待されています。
-
インバウンド対策に役立つ「WEB集」(内部リンク)
- 訪日外国人旅行者向け消費税免税制度の拡充がスタート(国土交通省 観光庁)