昇龍道(ドラゴンルート)
昇龍道(ドラゴンルート)は能登半島を龍の頭として南北の縦軸を龍の体をイメージして命名された、2015年に観光庁が認定した広域観光周遊ルートのひとつ。富山県・石川県・福井県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県の9県が含まれており、訪日外国人の観光誘致プロジェクトを共同で進めています。
このルートには静岡県・富士山、富山県・立山黒部アルペンルート、三重県・伊勢神宮、滋賀県・長浜、長野県・松本城、岐阜県・白川郷や飛騨高山、福井県・東尋坊、愛知県・名古屋城などの日本を代表するパワースポットや観光地が点在しています。また自然や清らかな水に恵まれ育まれてきた食べ物・銘酒、戦国時代が作った歴史ある街並み、伝承されて続けてきた伝統あるものづくりなどの魅力も充実しています。
昇龍道9県に滞在する外国人宿泊数は、2015年に比べ2016年は2.8%伸びており、着実に知名度を上げ、その数は延べ「725万人」を記録しています。特に岐阜県の伸びは著しく、外国人宿泊者数の伸び率は+7.2%となっています。(観光庁「宿泊旅行者統計調査」2016年11月第2次速報による)
また北陸新幹線の開通などの交通インフラ整備なども追い風となり、ゴールデンルートで日本の魅力を楽しんだ訪日外国人が、もっとディープな日本を体験しようと、2回目の訪日の際に選ぶ傾向があります。
- 中部北陸の旅「昇龍道」プロジェクト(昇龍道プロジェクト 推進協議会事務局)
- 昇龍道(中部運輸局、北陸信越運輸局及び中部広域観光推進協議会)
- 昇龍道(ドラゴンルート推進協議会事務局)
- 広域観光周遊ルートについて(観光庁)
- 訪日客増えるも…東京など人気スポットに偏る、地方への誘客拡大が課題(産経新聞社)