インバウンドブログをリニューアル。題して「北関東のインバウンドを10倍にしよう!」!毎週月曜夕方更新でお届けいたします。今回はなぜこのコロナ禍においてインバウンドブログを再開することにしたのか、社長の宮地アンガスとスタッフ山内が対談しました。
訪日観光客 の強い味方になろう! 宿泊施設 が今すぐできる3つのこと
日本は英語が通じない、という定説にいささか不安を感じている訪日観光客も少なくありません。
そんな人たちを直接支えられるのが宿泊施設の皆さんです。
訪日観光客 の好感度アップが期待できる、 宿泊施設 のちょっとした工夫をご紹介します。
1. フレンドリーになる!
評価のいい宿は総じてレビューにフレンドリー(friendly) というキーワードがあります。
フレンドリーに振舞うのは簡単です。
- 自分の名前を名乗る (My name is … )
- 楽しくお過ごし下さい、何でもきいて下さいと声かけ(I hope you have a pleasant stay here. Feel free to ask me if you need help with anything.)
- いつもスマイル
- 出身国をたずね会話に繋げる(Where are you from? )
特に欧米では、少しでも見かければ「元気?」、「調子どう?」など挨拶のように訊ね合う習慣があるので、会うたびに一声かけましょう。
または「ハーイ! (Hi ! / Hello !)」と一言、アイコンタクトだけでも親近感がわきます。
2. 地元知識を蓄える(交通機関、ご近所マップなど)
旅行中に何かと困るのが、土地勘がないこと。
近所のコンビニエンスストアやスーパーマーケットの位置、公共交通機関へのアクセス方法は把握していますか?
場所と徒歩何分かを伝えられれば、ばっちりでしょう。
質問されたら美味しいレストラン、定食屋など地元情報を少し話すだけでも随分印象がかわります。
または簡単なご近所マップ等を作成し、置いておくだけでも好感度アップです。
3. サービス拡充を図る(ツアーデスク設置、荷物預かり等)
さらに、旅行者にとって便利なのが、旅行チラシや荷物預かりなどのちょっとしたサービス。
長期間の旅行客は、持ち物が多く、荷物を預けるところはないの?という声をよく聞きます。
重い荷物を背負って移動するのは観光の楽しさが半減するというものです。チェックイン前・チェックアウト後の荷物預かりサービスを設ければ、らくらく観光することができます。もしくは、便利な場所にあるコインロッカーや、荷物預かり所などを把握し、訊ねられた際に紹介できるようにしましょう。
特に欧米人観光客は日本と遠く離れているため、1、2週間から1ヶ月間、3ヶ月間と長期間に渡って滞在する傾向があります。また直前に大雑把な計画だけを立てて出発となる人も少なくありません。
長期間旅行する人はフレキシブルで、その場で次の行き先などを決める人が多いです。地域の1日ツアー、エクスカーションなどのチラシをフロントなどに置いておけば、行ってみたくなるものです。
私自身、旅行開始後2週間後からは無計画で、その場その場のなりゆきでアメリカ大陸を2ヶ月間旅行したことがあります。
そのとき、宿泊施設の荷物預かりサービスや観光チラシに助けられたことをよく覚えています。
ブログ作成者:今村和歌子
大学卒業後、3年間システム運用に携わる。