skip to Main Content
自社の商品や観光地を海外に売りこむためにインスタグラムが便利な理由

自社の商品や観光地を海外に売りこむためにインスタグラムが便利な11の理由

「自社の商品」や「観光地」を世界の消費者に発信していくツールの一つとして、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)があります。

そこで「海外の人に日本の良さをもっと売りこみたい!」という想いを持っている方に、インスタグラムが便利な11の理由をご紹介します。

国内での利用者が多いLINE、中国のウェイボー(微博)、24歳以下に人気のスナップチャットなど、地域・年齢・性別によって使われるSNSは異なります。また、友人とつながるためのフェイスブックや「いま」起こっていることをつぶやくツイッターのように、投稿のスタイルや使用の意図もそれぞれ異なります。

ところが、インスタグラムは英語力に自信がなくても利用しやすい上、消費が盛んなユーザーが多いため「世界に向けて日本の観光地を紹介したい自治体」や自社商品やサービスを海外にPRしたい企業」が利用しやすSNSなのです。

詳しくは、下に「海外に売り込むためにインスタグラムが便利な11の理由」をまとめましたので、ぜひご参考になさってください。

1. アカウントの作成が簡単

インスタグラムのアカウント作成はとても簡単です。

アカウントの作成方法は、
1) E-mailアドレスから作成
2) facebookアカウントを使って作成
の二通りがあります。

もしビジネスで利用される場合は、1)で作成することをおすすめします。
スマートフォンにアプリをダウンロードし、ユーザーネーム・E-mailアドレス・パスワードを登録するだけでアカウトが作成できます。

ほかのSNSのように、個人情報を入力する必要がなく、シンプルに作ることができるのも、人気のひとつです。

2. 英語が流暢でなくても運営できる

インスタグラムがほかのSNSと大きく異なるのは、主なコンテンツが「写真」であるという点です。

つまり、投稿された写真が魅力的であるかどうかで検索者・フォロアーが増えるので、ポイントさえしっかり押さえれば、カタコトの英語でも問題ないということです。

したがって、インスタグラムのルールといくつかの英語さえ覚えれば、誰でも全世界に向けて発信できるのです。

3. ハッシュタグが使える

ハッシュタグ(#)と聞くとツイッターを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、インスタグラムではツイッター以上にハッシュタグの使い方が重要です。

ユーザーは、ハッシュタグで使って、旅行したい場所を検索したり洋服やキッチン用品を探したりするので、この機能を上手く使えば、多くの人たちに自分の投稿を見てもらえるようになるのです。

4.これまで撮った写真を使うことができる

フェイスブックやツイッターはその時々に起こったことを発信しますが、インスタグラムの場合はむしろ写真集を作っていくという感覚です。

テーマにそった美しい・楽しい写真を投稿することが重要なので、見栄えや投稿する順番も大切になります。

仮に日曜大工用品を販売している会社があったとします。
そのような場合は、道具の並べ方を変えたり実際に道具を使っている風景をかっこよく撮ったりすることで、多くの人の注目を集めることができます。

テーマ(コンセプト)を決めたら、これまでに撮った写真を整理して、週に数回一枚ずつ定期的に投稿することもできます。

5. フェイスブックやツイッターよりエンゲージ率が高い

Locosise社によると、他の人がインスタグラムの投稿に対して反応する率(エンゲージ率)は、ツイッターの約7倍フェイスブックの約2倍だそうです。また、大手企業のアカウントに関しては、そのエンゲージ率がフェイスブックの約10倍というForrester社の調査もあります。

インスタグラムのユーザーは、知らない人や企業の投稿に、Like(イイネ)したり、コメントしたり、フォローしたりすることに抵抗が少ないようです。

このように広告を出さずに運営する場合には、フェイスブックやツイッターよりもインスタグラムの方がエンゲージ率が高いのです。

6. 訪日外国人の集客(インバウンド)に向いている

世界の人たちが旅行先を選定する際にはSNSが重要な役割を果たしているといいます。

とくにFIT客と言われる個人旅行客は、風景や建物などの写真をSNSで見て「そこに行ってみたい!」と思うようです。

ハッシュタグの使い方は別の機会に詳しく説明しますが、たとえば旅行する国を決める前の段階で、#Travel #Adventure などと検索することで候補地を探し、また、そのなかから日本を選んだ後は、#Japan #Kyoto などと行きたい地域の写真を調べることでより具体的な旅程を考えることができます。

ジャパンレールパスを使う人は、#JapanRailPass など検索して、過去にジャパンレールパスで旅した人の写真を参考にすることもできるでしょう。

インスタグラムは「写真がコンテンツ」なので、旅行したい場所を直感的に見つけたい場合は適しています。

インバウンド観光に関わる自治体・旅行会社・宿泊施設など、訪日客を誘客したい皆さまにとって、インスタグラムは「とても便利なPRツール」なのです。

7. 物品の販売に向いている

インスタグラムは物品の販売にも強いプラットフォームです。

Yotpo社の調査によると、インスタグラム利用者の約30%は、インスタグラムで見つけた商品を実際に購入したことあるようです。

また、インスタグラムから自社のウェブサイトへ流れてくるユーザーは、他のSNSからくるユーザーよりも、長時間滞在(閲覧)する傾向にあるようです。

最近では、インスタグラムで紹介した商品をユーザーに販売するサービスも増えてきているので、販売網は確実に広がってきているといえます。

8. 気軽に他人からフォローしてもらえる

すでにご紹介しましたが、インスタグラムは、他のSNSに比べてエンゲージが高く、ハッシュタグでの検索が可能なので、ツイッターのように開けたSNSであるといえます。

つまり、お互いを知らないユーザーが気軽にエンゲージするSNSなので、フォロアーを増やしやすいのです。

9. 新機能のインスタストーリーが人気

以前にも弊社のブログでライブ動画配信ライブストリーミング)についてご紹介しましたように、ライブ動画配信はますます重要視されてきています。

2016年、インスタグラムは、欧米の若者に絶大な支持を得ていたスナップチャットの機能を参考にして「インスタストーリー」という新機能を追加し、ライブ動画配信ができるようにしました。

結果的に「インスタストーリー」は大成功。
ユーザーはどんどん伸びています。

10. 世界中で6億人に利用されている

各国の細かな統計は見つけられませんでしたが、インスタグラムは、ユーザの2割が米国、その他8割が日本・ブラジル・スペイン・ドイツ・トルコ・イギリス・ポーランド・カナダ・フランス・アルゼンチン・インドネシアなど、欧米やアジア圏の幅広い国の人から支持されています。

また、主なユーザー層は都市部に住んでいる25-45歳が最も多く、男性(4割)よりも女性(6割)の方が多い。

インスタグラムは、消費が盛んな海外ユーザーへの発信ツールとして利用しやすいSNSなのです。

*注意:2017年現在、フェイスブックやツイッターなどのSNS同様に中国ではインスタグラムの利用ができません。

11. Facebookとの互換性がある

あまり知られていませんが、じつは、インスタグラム社のオーナーはフェイスブックです。
(2012年にフェイスブック社がインスタグラム社を10億ドル(当時のレートで約1,000億円)で買収しました)

これにより広告出稿時も、フェイスブック社の細かいターゲティングが利用ができようになりました。

おまけ ー 無料で使える

多くのSNSと同様に制限なく無料で利用できます(ただし広告出稿は有料)。

まとめ

商品や観光地を海外に売りこむためにインスタグラムが便利な理由は、ご納得いただけましたでしょうか。

インスタグラムが全ての状況に適しているわけではありませんが、「そろそろ海外向けに発信しないといけない…」とお悩みの場合には、インスタグラムも候補の一つとして検討してみる価値があると思います。

インスタグラムを社内運用している企業も多くございますが、インスタグラムが適しているかアドバイスが欲しい、インスタグラムを始めてみたいけど社内だけで運用するのは困難、社内で運用できるように社員の研修をしてほしい、といったご要望にも弊社ではお応えしております。

お困り事やご相談ごとがございましたら、弊社ジャパン・ワールド・リンクまで、お気軽にご相談ください。

弊社も海外発信をスタート!

インスタを使った観光地の海外発信

北関東の観光地を「海外に売り込む」ため、弊社も4月1日からNearby Tokyoというアカウントを始めました。

日本に旅行しようと思っている海外の訪日客に対して、彼らが興味を持ちそうな東京・栃木・埼玉・群馬・茨城の「東京+北関東観光コンテンツ」をインスタグラムで紹介することで、東京近辺(Nearby Tokyo)にある北関東に来る外国人観光客を増やせたらと思っております。

実際のアカウントにつきましては、こちらの@nearby_tokyo をクリックしますと、別ページで開きます。

ジャパン・ワールド・リンクのブログ プロフィール画像 宮地アンガス

ブログ作成者:宮地アンガス

ジャパン・ワールド・リンク代表。栃木県の田舎町育ち。現在英国・ロンドンを拠点として「世界から北関東へ。北関東から世界へ。」をモットーに、日本・北関東のインバウンド及び海外進出を支援中。

毎週月曜日に希望者全員に無料メルマガを発行(詳細はこちら)。

This Post Has One Comment

Comments are closed.

Back To Top