ランドオペレーター（ツアーオペレーター）

ランドオペレーター（ツアーオペレーター）とは、旅行業者から現地における業務を委託され、宿泊施設や移動手段、レストラン、ガイドなどを予約・手配する専門会社のことを言います。

インバウンド対策においての意味においては、国内で訪日する外国人観光客向けにツアーに応じて代行手配する役割を担っています。ただ観光の手配をするだけではなく、その地域文化や習慣を理解し、訪れた外国人観光客が「また日本に来たい」と思ってもらえるようなツアーになるよう考える必要があります。

日本の旅行業法では、国や自治体へ登録が義務づけられていません。2016年1月の軽井沢スキーバス転落事故で違法にランドオペレーターが安い貸切バスを手配していたことにより、悪質な業者の問題が浮き彫りとなったのも記憶に新しいと思います。

2017年3月には「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、2018年年1月4日以降は、ランドオペレーター（旅行サービス手配業）の業務を行うためには、各都道府県での登録を受けていることが必要となります。