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北関東にヒント!?気になる「インバウンド観光」ニュース (2018年5月号)

北関東にヒント!?気になる「インバウンド観光」ニュース (2018年5月号)

今月も「インバウンドニュース」をまとめました。

群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県の外国人宿泊客数や、各地のニュースから役に立つヒントをぜひ見つけてみてください。

上の画像は、外国人にも人気の埼玉県秩父地方の長瀞ライン下りです。

(宮地アンガス)

北関東圏のインバウンド最新データ

観光庁の最新データを分析しましたところ、2018年の2月の外国人宿泊数は、(1)群馬県、(2)栃木県、(3)埼玉県、(4)茨城県の順番でした。

前年比では、4県の中では栃木県が伸び率一番大きく前年比36.48%と大きな伸びを見せました。 また、茨城県が前年比8.62%、群馬県が7.36%と伸びを見せましたが、埼玉県が前年比-20.31%と低迷したため、4県全体では7.66%の増加にとどまりました。

前月マイナス伸びだった栃木県と群馬県がそれぞれプラスに転じ、1月に大きく伸びた埼玉県がマイナスに転じました。

また、全国や地方部の訪日宿泊客数が前年比20%以上の伸びであったのに対し、栃木県以外は-20%〜9%と半分以下の伸びでした。

北関東圏の最新インバウンド数(2018年2月分)

(観光庁 宿泊旅行統計調査より)

単月の全国順位県名延べ宿泊者数前年比
33位群馬県23,620泊人7.36%増
35位栃木県20,390泊人36.48%増
38位埼玉県12,320泊人20.31%減
42位茨城県9,700泊人8.62%増
地域延べ宿泊者数前年比
北関東圏4県65,170泊人7.7%増
全国の地方部合計3,145,470泊人24.7%増
全国6,956,570泊人20.7%増

『北関東 x インバウンド』ニュース

群馬県のインバウンドニュース

前橋の路線バス、グーグルマップで経路検索が可能に 
(東京新聞 2018.05.18)

栃木県のインバウンドニュース

栃木・小山市、訪日外国人誘客3カ年計画 発表
( 2018.04.20 訪日ビジネスアイ )

埼玉県のインバウンドニュース

埼玉県・西武鉄道、タイから観光客誘致で連携開始
(2018.05.02 日本経済新聞)

埼玉県川越市、10言語での観光情報提供 訪日客の9割超に対応
(2018.04.26 訪日ビジネスアイ)

茨城県のインバウンドニュース

訪日客の利便性向上のために、つくばエクスプレスを茨城空港に延伸を
(2018.05.08 東京新聞)

海外や全国からインバウンドのヒントを見つけよう!

世界のインバウンド潮流

キーワード #Sustainable Tourism ~持続可能な観光~

国連世界観光機関の事務総長が語る持続可能な観光:Greenmatters

エコフレンドリーな観光がムーブメントに。多くの旅行者が支持:CNBC

ジャマイカの観光大臣が、アジアにおける持続可能な観光への道筋求める?:Breaking Travel News

旅行者も環境対策でホテルを選ぶ時代に:BOUTIQUE HOTELIER

国内のインバウンドニュース

『自然 x インバウンド』

国立公園のブランド化と自然の保護の両方を
(2018.05.04 毎日新聞)

『宿泊業界 x インバウンド』

宮城県南への宿泊客増加へ、宮城インバウンドDMOらが民泊を推進
(2018.05.07 トラベルボイス)

『飲食業界 x インバウンド』

ぐるなび、飲食店での決済に中国「アリペイ」「WeChatペイ」が利用可能に
(2018.05.16 トラベルボイス)

『交通業界 x インバウンド』

インバウンド増で環境整備 鉄道各社が受け入れ急ぐ
(2018.04.23 大阪日日新聞)

『デジタル業界 x インバウンド』

長野・安曇野市、外国人向け観光情報アプリを公開
(2018.04.20 日本経済新聞)

『言語対応 x インバウンド』

盆栽を世界へ 高松市が埼玉県に対抗するため海外向け専用HP開設
(2018.05.21 毎日新聞)

『その他 x インバウンド』

西高東低のインバウンド消費、 ナルホドな理由とは。
(2018.05.07 関西散歩ブログ)

全国のインバウンド数

日本政府観光局(JNTO)によりますと、

2018年4月の総計訪日外客数は前年比12.5%増の290万1千人で、2017年4月の257 万 9 千人を 30 万人以上上回り、単月として過去最高を記録しました。

航空路線の新規就航や増便、チャーター便の運航による航空座席供給量の増加が訪日外客数の増加につながったと考えられます。

JNTO 訪日外客統計より

訪日外客数 (2018年4月現在)

2017年4月

257万9千人

前年同月比 +12.5%

(JNTO 訪日外客統計)

2018年4月 (推定値)

290万1千人

外国人延べ宿泊者数(2018年2月現在)

2017年2月

576万5千人

前年同月比 +20.7%

(観光庁 宿泊旅行統計調査)

2018年2月 (速報値)

695万7千人

まとめ

2018年2月の観光データを見ますと、全国平均では前年比20%を超える伸びを示しました。また地方部(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の三大都市圏を除く道県)では、24%とさらに高い伸びでした。それと比較しますと、北関東圏の8%は、全国の地方と比べて1/3のスピードしか伸びていないことがわかります。

日本の二大国際空港からもアクセスが良く、東京にないコンテンツが存在する北関東圏の外国人観光客の宿泊日数を全国平均以上に増やさないと、観光地としてのプレゼンスが弱くなり、今後宿泊客を増やすことがますます難しくなるのではないかと不安に感じている人も多くいらしゃるのではないでしょうか。

さて、今号のブログ記事に、つくばエクスプレスを使って茨城空港と東京を結ぼうという記事(茨城県のインバウンドニュースのセクション)がございました。

茨城空港の利便性を高め、空港の利用者を増やすことが目的だと思いますし、そのことによって経済効果も計算されているでしょう。

しかし、北関東圏4県で唯一空港があるにもかかわらず、外国人宿泊客数が伸び悩んでいるという状況からは、空港を利用している外国人が到着後、すぐに県外に流れていると考えられます。利便性を高め茨城空港の利用者を増やしても、茨城空港を利用する観光客の県内宿泊率を増やさないと、「ただの通過点」になってしまい、地元がその恩恵を受けない可能性が高いのではないかと感じます。

空港から東京を結ぶのであれば、宿泊せずに東京へ流れてしまう観光客を増やさないために、空港周辺の県内や北関東圏の魅力を伝えることに、これまでの何倍も力を注力しないと行けない覚悟も必要でしょう。

まずは空港を便利にし、交流人口をどんどん増やそうという意見もあると思いますし、私以上に慎重なお考えの方もいらっしゃるかと思います。ぜひこちらから皆様の意見もお聞かせください。

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ブログ作成者:宮地アンガス

ジャパン・ワールド・リンク株式会社 代表。栃木県の田舎町育ち。現在北関東圏を拠点として「世界から北関東へ。北関東から世界へ。」をモットーに、日本・北関東のインバウンド及び海外進出を支援中。

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